エレベーターやシャッターと自動搬送ロボット(AGV/AMR)が連携するというのは、物流施設や工場などでの自動化システムの一環として、ロボットが施設内の異なるエリア間を効率的に移動できるようにするための仕組みを指します。
具体的には次のような状況です。
シャッターとの連携
AGVやAMRが指定されたエリアに到着した際、シャッター(自動ドア)がセンサーや通信システムを介してロボットの存在を検知し、自動的に開閉します。
これにより、ロボットが他のエリアにスムーズに移動できるようになります。
例えば、工場内の異なる作業エリアを隔てるシャッターが連携し、ロボットが荷物を搬送する際に障害なく通行できる仕組みです。
エレベーターとの連携
AGVやAMRが階間を移動する必要がある場合、エレベーターがロボットと通信して、指定された階まで自動的に移動します。
ロボットは、エレベーターに乗り込み、指定されたフロアまで自動的に運搬されるというプロセスが連携して行われます。
これにより、ロボットが階層を越えて広範囲にわたって作業を行うことが可能になります。
このような連携により、物流現場や工場では効率的に物資の搬送が行われ、人間の介入を最小限に抑えながら、設備全体の自動化が進められます。
(FEXA 日本総代理店;丹波貿易㈱)