協働ロボットを物流センターに導入する目的は、人手不足の解消、プロセス
コストの削減、さらに、現場のスタッフの安全と、良好な労働環境の確保
が期待できるためです。
特にこの数年、新型コロナウィルスが社会にもたらした影響は甚大で、
我々の日々の生活はもちろん、あらゆる産業、経済、社会全般に新たな
変化を求めることになったのです。
物流現場でも、人と人の接触は極力避けつつ、荷物の搬送を円滑に進める
必要が求められています。
たとえばこれまで、人から人へ手渡しで荷物を運んでいた工程に自動搬送
ロボット(AMR)を導入すれば、人同士の接触はおのずと避けられます。
このように、これからの物流現場は無人搬送車を代表とした協働ロボット
が、商品配送から倉庫内のサポート、自動化と、様々な作業工程で導入が
進んでいくことになるでしょう。