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工場の自動化・省力化-その② AGVの限界

多品種少量生産の自動化において、競争力の高い製造業企業にとってAGVによる工場内搬送は限界があるとされます。

その理由は、各工程で生産する製品の種類が頻繁に変更されるため、
製品の変更に応じて各工程で使用する資材・部品や工具を入れ替える作業が必要になります。

この段取り換え作業は、各工程の作業時間も変化するため、物資の補充や工程を終えた仕掛品を搬出するタイミングも変わります。

また、工程の順路変更がある場合、仕掛品の搬送経路自体が変わる可能性もあります。

多品種少量生産現場においては、自動搬送は必要不可欠ですがAGVによる自動搬送の限界が問題視されています。

AGVは、モノを動かす始点と終点をあらかじめ決めておき、磁気テープなどのガイドラインを引いて、
その上だけを走行する仕組みであるため、経路が引かれていない場所にモノを届けることはできません。

多品種少量生産における自動搬送においてはAGVでは対応に限界があります。