工場の自動化・省力化-その③ AGVからAMRへ
AGVには多品種少量生産の自動化に限界があることが課題とされていますが、
その課題を解決するために登場したのが、AGVの進化型であるAMR(自律走行搬送ロボット)です。
AMRは、始点と終点を指定するだけでなく、自ら最適経路を判断し、周囲の障害物や人の位置を把握して、
効率的で安全なルートを算出して走行します。
また、障害物や人がいる場合には自動的に迂回・停止する機能も備えています。
ガイドラインやレールの設置は不要であり、
既存の製造ラインにもレイアウト変更なしで導入することができます。
AMRはAGVに代わる最先端の自動化ツールと言えるでしょう。