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2022年9月、昨年度の国内17社の無人搬送車システムの納入実績が、一般財団法人 日本産業車両協会から公表されました。海外主要メーカーのデータは含まれておりませんので、実際には公表数値をはるかに上回るAGVSが国内に導入されたものとみられます。
本項ではAGVの車両タイプ別の導入状況を解説します。

財団法人 日本産業車両協会が公表した、昨年度の車両タイプ別AGVS納入件数は、
「無人搬送車(台車)」が46.5%、「無人けん引車」が45.0%、「無人フォークリフト」が8.5%でした。一昨年よりも台車形の割合が大きく上昇し、「けん引形」では低下しました。

AGVS車両タイプ別納入状況
※自動移載–自動システム(コンベア、リフターなど)によって自動で荷物の移載を行う。手動移載–人力によって荷物を搬送車に積み込む方式 (出典:日本産業車両協会)    

車両タイプの定義

AVG低床リフトタイプ
搬送車–低床(リフト)タイプ
AGVけん引タイプ
けん引車
AGV棚搬送タイプ
搬送車–棚搬送タイプ(GTP)
AGV無人フォークリフト
無人フォークリフト
AGV重量物搬送タイプ
搬送車–重量物搬送タイプ

別項で、AGVSの納入実績と業種別の納入状況を解説していますので、併せてご覧ください。
自動搬送車システム「AGVS」の導入状況(1)