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AGV(無人搬送車)とAMR(自律走行搬送ロボット)は、「外観」と「無人で
モノを運ぶ」という点で、同じ機械だと思われがちです。
しかし、実際は現場での運用方法、走行のための設定など多くの違いが
あります。

AGVとAMR 違い

AGVは日本産業規格(JISD)では、「一定の領域において、自動で走行し、
荷など人以外の物品の搬送を行う機能を持つ車両で、道路交通法に定め
られた道路では使用しないもの」と、定義されています。
一方、進化型AGVとも呼ばれるAMRは開発コンセプトが異なります。

 

AMRは人と一緒に働くために開発されたロボット

AGVは「A地点からB地点へ荷物を運ぶためのクルマ」として開発されま
した。そしてヒトが作業するエリアとは安全上、柵などで隔てる必要が
あります。
AMRは「ヒトの作業空間でモノを運び、ヒトと協働するロボット」とい
うことを顧慮されています。
もちろん、ヒトと一緒に働くうえで、さまざまな安全規格が設けられています。

AGVの搬送ルート
AMR ルート